先月は定期的に開催しております経営者向けの水墨画教室をおこないましたので、ご報告いたします。
今回の教室では、「模写」を行いました。
厳密にお伝えしますと、いつも私の作画を、ある種模写に近い形で作画をして頂く形が多いのですが、今回の教室では、江戸時代の有名な画家 ”伊藤若冲”氏 の作品を模写していただきました。
せっかく描くのであればかっこいいものということで「鷹図」を参加する経営者様には挑戦頂きました。
余談ではございますが、模写は、侮れません。
教室に時間の制限がございますので、伝えきれないことが多すぎることが伝える側としてはつらいぐらいです。
模写は、デッサンとはまた違いますが、それでも
写すために、観察を行います。
そして、観察をしていくうえで、いろんな表現を自分なりに分析し、
「ここはどんな技法で描いたのだろうか?」
「ああ、ここはこんな感じで描くとその通りにかけそうだ。」
など思考を巡らせることで、ある種の洞察も鍛えることが可能です。
講師目線でいうと、この観察の目線は、人それぞれで、描き手によって着眼点も異なります。
また回数を重ねることで、経営者様ご自身で多くの気づきを得られてることが多いことも事実です。
今後も時折、過去の偉人の模写を行い、作画を楽しみつつも洞察眼を鍛える、そんな教室も展開していこうかと考えております。
(さて、今回は当サイトでの最初の教室報告となりますので、今回の教室情報と併せて、過去の情報も一部一緒に掲載いたします。)
▼参加者様の声▼
▼教室風景▼
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